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ETSURO ARIZONO
-イタリア料理との出会いと旅-
-出会いと旅-
 27歳でイタリア料理に魅せられ、旅に出たアリゾノは、沢山の文化と忘れられない人々に出会う。より自分の腕を磨くため、本場イタリアへ渡った。イタリア料理とは高級なイメージが強く、高い技術で作られ、高級食材を使ったものであると思っていた。しかし、修業を重ねる中で食の"美味"とは何が大切であるのか、自分の中で少しずつ変化していった。
当時イタリアで出会った恩師の言葉を今でも忘れない。
    "美味は常に家庭に位置する"
 "美味"とは何を食べるのかではなく、誰と食べるのか。この言葉は何年経っても決してブレることはなく、今のアリゾノを支えている。
 旅の中でアリゾノはテーマを決めた。
それは、"人"である。
人は家庭を作り、美味も人によって作りだされるもの。それを多くの人に伝えたいと思い、帰国後、イタリア料理を南欧家庭料理に仕上げて、ふるさと岡山に1号店となる イタリア料理店をオープン。その後2号店、3号店に続き、2004年に現在の自宅兼レストラン「ARIZONO」をオープンした。
 
 アリゾノの旅はまだまだ長い。
"人"というテーマを胸に刻み、
更なる出会いに向かって、旅を続ける。
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